文
久しぶりに文章を書こうと思った。
何事かを報告するため、何事かをアナウンスするためとかではなく、ただ文章を書こうと思った。
いつから僕らにとって文章は私的な行為ではなくなってしまったのだろうか。
日記や手紙。
便箋という漢字すら書けるかは危うい。(そういう僕はPCで文章を打っている)
文章といえば、誰か公に見られるもの。
FacebookやTwitterで書くもの、レポートで書くものとか。
どれもこれも自由に文章を書いている人はなんだかんだ少ないのではないのだろうか。
(レポートで自由に文章が書けるはずはないが)
無意識に知らない誰かに配慮したり、その世界のルールにのっとって文章を構成している。
文章を書く、言葉を紡ぐという行為はとても創造的な行為だ。
ここしばらくあるルールに則って文章を書いている故にこのことを意識することはない。
繰り返しになるが、それはルールに則れば簡単に文章が書けてしまうからだ。
自由に文章を書いて、と言われて困る人は僕だけではないはずだ。
おそらくインターネットで「●●の書き方」と調べる人が多いのではないだろうか。
ある言葉を見て、その人を思い浮かべられる。
そんな言葉の使い方をしたいとずっと思っている。
ただこれがなかなか難しい。
こうすればできるというやり方では到底たどり着かないところだからか。
いろんなものを見て、聞いて、感じて、その繰り返しでしか精製されないものな気がしている。(特に対人関係においてであろう)
とりとめのない文章になってしまった。
最初から何事かを伝えようとか思わないままに書くとこうなってしまうな(笑)
美しい文章を書きたい。
美しい言葉を紡ぎたい。
やりたいことだらけである。
2017.07.20
こばやし