誇りと意地と情熱を。

北大生のブログ。東京出身です。日々の何気ないことから、様々に書き綴ります。

新年事始め

新年あけましておめでとうございます。

気が付けばだいぶ日数が経ってしまいましたが。

 

実は一部の人だけになっちゃいましたけど、

年賀状代わりに年賀状っぽい画像を作って送ってみました。

 

どの家でも観られる光景でしょうけれど、実家にいると両親が年末に年賀状の作成に追われているところに出くわします。

数日前の報道(newspicksで見たので元ソース覚えてません)によれば、年賀状の発行枚数が30億枚に届かなかったとのこと。

今の日本の人口が1億人だとして計算しても一人30枚程度なのですから、それだけですら相当な量です。

 

自分の小学校時代を振り返ってみると、毎年、年末になると友達の住所を聞いては年賀状を手作りし、ポストに投函していた記憶があります。

たぶん年賀状を作らなくなったのは中学校ぐらいからじゃないのかな。

 

ただ年賀状がいつから始まったのかを考えると、郵便制度が始まったのが19世紀後半なので、長くてもここ100年ぐらいの文化なのかなと。

そう考えると祖父祖母の子供の頃は年賀状という文化はなかったのかもしれませんね。

バレンタインやハロウィンが日本では、本来とは異なる方向に祭りになっているので、もしかしたら、年賀状も誰かが仕掛けた文化かもしれません。

 

ただ郵便制度は本来国営だったので、仕掛けた元は国でしょうけれど。

 

組体操が戦前教育の名残であるのは有名らしい話ですが、国家主義的な運動の中で生まれたものだったら、ちょっと年賀状に対する思いが曇りますね(笑)

 

そういえばこの前新宿の高島屋で手帳を買いました。

日ごとにメモできるタイプを探していてやっと見つけました。

A4サイズのノートを日記にしていたのですが、ちょっと面倒で遠ざかっていたので、手帳兼用なら、惰性な僕でもことあるごとに続けられるのかな、と。

 

昨今では日記も手帳もスマホで済ませてしまう人が多い気がします。

手書きの良さってあると信じているので、こうして手書きをする機会を作らないと、手書きすることがないなんて寂しいですね。

そう言いつつも今年送付した年賀状は全てパソコンで作ったのですが。。。

 

そうそう、その年賀状画像ファイルを送った時に、「アプリって便利だね」というリアクションが多かったです。

いや、アプリじゃねーしって思いましたけど、なんでもかんでもアプリでこなせると考えるのが当たり前になったと思うと、ゲームボーイを持って友達と有線つないで通信対戦していたあの頃とは隔世の感があります。

 

まあそんなところです。(笑)

 

そうだ、39日のフライトが取れたので、そこらへんで本格的に札幌に戻ることにしましたよん。

雪解けのぐちゃぐちゃした時期に戻ると思うとすこしげんなりしますけど(笑)

 

2017.01.11

こばやし

orikaeshi

明日、空港泊する都合上、気分的には今日が前半戦最終日です。

公務員試験関連の課していた分は昨日までには終わり、韓国語勉強したり、読書したり、映画見たりしています。

 

今日は24時からサカナクションがオーガナイズするクラブイベントNF1Rの配信があるので、早く寝るか、遅く寝るかどうするか決めかねているところです。

 

通例、勉強しているというと、テキストをベースにかりかり学習をしているという印象ですけど、映画を観たり、美術館に行ったりすることも、知らない町で知らない人達と飲みかわすこともおなじようなことだと思っています。

 

夏休みからこれまで振り返ってみると、ずいぶん長い期間だったなと思うと同時に、ここまで時間を無駄にしなかったのも自分のことですけれど感心します。(笑)

 

いろんなことを片付け、模試の結果もまあ射程範囲に入るかという所に位置づいたようなので、不可ではないと。優とか秀ではないけれど。

 

読書数も合間合間に読み進めているので月10冊少しのペースで進められました。

 

「落日燃ゆ」(城山三郎)が一番良かったです。

戦前の総理大臣広田弘毅を主人公に据えた話で、戦争をいかに最小限に抑えるか奔走しながらも時代の潮流に飲み込まれる様子を描いた文筆は圧巻でした。

 

明後日から札幌に戻るわけですが、戻ると言っても5日足らず。

なんだんかんだ気が付いたらスケジュール埋まっていたので、LINEするのを辞めたのも多くなんか悔しいです。

 

そういえば14日、15日とゼミ合宿で新篠津に行きます。

ワカサギ釣りはどうも早いみたいなのでできないようです。

なにがあるのやら。

 

明日空港泊している間に逃げ恥を全部見るのが楽しみだな!

 

2016.12.10

こばやし

むだい

前回からずいぶんと時間が空いた気がします。

昨日11月に受験した公務員試験の結果がかえってきました。

個人的にはまあこんなもんでしょうという印象です。

 

それと同時に人事院から日程が発表されました。

受験日は430日だそうです。

先がながいようであっという間なんでしょうね。

 

やるべきことは山のようにあるのでそれらを淡々とこなすと同時に、公務員試験とは外れたことも積んでおきたい今日このごろ。

何をどれだけ、どうやるのか。計画立てて、やってみて、反省して、練り直す。この繰り返しです。

 

最近、娯楽だと決めて、ただ見ていた映画などについて、あーだこーだ考えるようになってしましました。

作品観るにあたって、当時のインタビュー記事読んだり云々。

説明がなされてしまうことで面白さが減る部分もあるのですが、これはこれで面白いのかなと。

 

来週月曜から金曜までの約四日間札幌に戻るのですが、その云々でここ数日はSNS見ていて、どこか懐かしいです。

ただ集中切れるんで徐々に手放さないと、、、。

 

といいつつも札幌戻るまでに終わらせたかったことの大体はもう終わるので、余裕あると言えば余裕あるのかな。

観たかった映画とか読みたかった本に残りの時間充てようと思っています。

 

札幌戻ったら、時間かけて写真撮りたいな。

前より考える幅が広がったから、その力試しに。

 

2016.12.07

こばやし

空気

今日の東京は晴。

気が付いたら12月に入ってから三日がたった。

休学してから2ヶ月弱が過ぎ、考える時間がこれまで以上に長いと、これまで考えてこなかったことを考えることができる。

 

地元にいると、高校までの地元で過ごしてきた時に何があったのか、当時の自分は何がしたかったのか、と考えることがある。

まあ普段からよく考えることなんだけど、紆余曲折ありながら結局はまっすぐ来ているというのが全体としての感想なのか。

 

ただ今の自分の視点から見る過去の出来事と当時の自分の視点からみたそれは、似ているようでどこか違う。

 

ここで僕は先生の死について言及したくはないけれども(札幌帰った時に話すことになると思う、必然として)、それもその一つ。

間違いなくあの出来事は大きな変化を求めてたし、親から昨日聞いたことが事実なのだとしたら僕らは大きな反省をしなければならないことだった。

 

最近も変わらず“いじめ”の話やらがトピックスに上がっているけれど、どうにもならないと傍観している人が世の大半なのではないかと思う。

子どもたちに非はないけれど、そういう状態を作っているぼーんやりとした大きい空気みたいなものは、ちゃんと責め、まともなものに近づける努力はしないといけない。

 

そういえば明日、先月受けた模試の結果が返送されるらしい。

模試から三週間後に発想だったはずだからおそらく。(笑)

 

模試から三週間たった今、当時からどの程度自分が変化したのかは分からないけれども、まあ進歩はしているのだとしたい。

 

大学受験の時に模試は学校から強制されたもの以外受けなかったから、なんだか楽しみ。

試験までちょうど5か月ですね、まあどうにかなるでしょう。

年度内にどうにかして院試のレベルまで達していたいなあ。

 

そんなこんなで札幌に戻るまであと一週間。

ゼミ合宿を平日にやることが僕にはまだ理解できないけれども、同期がどんな卒論を書いているのか楽しみ。

東京はやっと紅くなっていた葉が散ってきた。

冬、毎年なんかあるから、おそらく今年もなんかあるんだろうな。(笑)

他人事のようだけど、楽しい冬になればいい。

 

2016.12.03

こばやし

転換

やっと自分の中で、“そういう社会が理想だな”というものが形作られてきました。

まだふにゃふにゃして、風が吹いたら落ち葉が吹き飛ぶように、さーっと形を成さなくなってしまいそうな感じではあるんだけど、やっとぼんやりと見えてきました。

 

理想だなんてたいそうな話だ、と思う人は多いと思うのですが、ひとつの軸、目印として方向性が定まれば、身近なところにも活かせるものなので、便利かと。(笑)

便利か便利ではないかという話ではないんだけれども、適当な言葉が見当たらないので。

 

この一年、何事にも

まあそんなもんじゃないとか

そういうもんだよ

という思いを持っていました。

睡眠時間削って何かするとかね。

試験前徹夜するとかね。まあ今までしたことないけど。

 

僕は理系ではないけれど、研究で時間的拘束をされることに自分の選択だから仕方ないというのは、どうなんだろうか。

これ言ったらどんな返答が帰ってくるのか想像がつくけど誰も制度自体に訴えないのはおかしいんじゃないのかな。(笑)

誰かひとりぐらいそういう人がいそうだけど、知らないだけか。(笑)

 

100人いて100人そうしていることに対して、いくら自分が好きでそこに進んだとしても、それはおかしいと、違和感を持つことにしました、これから。

 

おおきな考え方の転換がこの数か月であったので、ちゃんと言葉にして12月に持ち帰ります。

 

 

2016.11.28

こばやし

項数

東京でも雪がふりました。

11月の雪は54年ぶりということで、いつかまた降るであろう11月の雪に、僕はまたあるのだろうかと思うと感慨深いです。

 

まあそれはさておき、ここ最近になってこれまで色々と考え続けてきたことに対して、やっと腑に落ちた気がしています。

腹をくくれたのかは分からないけれども、大きな区切りになるのではないかと。

ここらへんの話をしなければならないので、話せる機会のある人にはちゃんと話すことになると思います。

たいしたことではないのだけど、自分のなかでは大きな結論になりました。

 

これだけで休学した意味はあったので、舵を切り直そうかとは思ってます。

(抽象的な話が続いていますけど、気にしないでください笑)

 

今のペースで勉強をしていれば、三月前に札幌戻っても恐らく大丈夫だろうという見通しなので、もしかしたら2月に札幌戻るかもしれません。

 

勉強以外のところではもう少し、思想的な部分を補強しておきたいところなので、ぐっと落としてあと数か月乗り切ろうかなと。

 

いろんな本に触れ、いろんな文字情報に触れ、いろんな映像に触れ、いろんな思索をして、
これまで札幌にいたころより、ひとつ階段を上った手ごたえが確かにあります。

 

やってみないと分からないけれどもね。

 

ひとつ何かメッセージのあるものをもって札幌に帰れたらいいかな。

 

2016.11.24

こばやし

淡々とした毎日を送っていると、如何せん自分自身の変化に気づきにくくなっている気がすると共に、自分自身の純粋な部分を抉り出しているようで、なかなかに新鮮な感覚がある。

 

部活の大会で、ライン際で相手に接触し、靭帯を切ったのがちょうど六年前。

思い起こすと、あの時に入院先の病院でしばらく身動きが取れず、ぼんやりといろんなことを考えたことが一つの転機になっていたように思う。

 

村上春樹を集中的に読んだのはたしかあの時だった。

ノルウェイの森」「海辺のカフカ」「アフターダーク」とかとか。

久しぶりに「ノルウェイの森」を読もうと本棚を探したら、どうやら札幌に持って行ったらしく、なかった。

かれこれ4回ぐらいは読んでいるから内容は分かるけど、時々思い出したように読みたくなる時がある。

 

坂本龍一を聞きながら書いているせいか、話が暗い方向に向かっている気がする。

まあいっか。

 

改めて「ノルウェイの森」について書こうとは思えない。

あんな素晴らしい作品を僕の言葉で描けるほど自信がないからだけど。

 

いま、ふと思ったけど、僕があの本に惹かれるのは、“不在”を描いているからかもしれない。

 

誰かが突如消失する。

 

あまり身近には起こりえないことだから遠いように思えるかもしれないけど、振り返ると自分に大きな転換を迫るのはこのことだと思う。

 

そういえば大学生になってからはお互いにそれまで何があってみたいな話はしなくなった。

仲良い友人でも出身地以外のことを知らなかったりする。

なんでだろうね。

 

ちょうど今“戦場のメリークリスマス”のメインテーマがかかっている。

この曲は本当によいなと、最近思う。

映画の方はローレンスが地中に埋まり、顔だけが出ているという衝撃的な画を覚えているけれども、細かいストーリーは忘れてしまった。

よくよく振り返ると、僕が戦時のことに興味を持ち、文献を当たるようになったのはこれがきっかけかもしれない。

 

僕は僕でしかないから、他の人の感覚は分からないけれど、第二次世界大戦の年を知らないとかいう人が増えているらしい。

本当か?といつも思うんだけれど、本当だったら悲しいこと。

 

広島、長崎と周り、札幌でも第二次世界大戦でのことを聞きに行った身とすれば、何かできることを模索しなければならないかもしれないな。

まあこんなこと書いている暇があるなら、もっと僕自身が勉強しなければね。

 

大江健三郎の「死者の奢り・飼育」という短編を読んだ。

内容を簡潔に説明するのは難しいから、ぜひ読んでほしい(たった55ページ!)。

 

この時代というくくりでまとめていいことではないのだけれど、僕らの世代がどんどん年を取っていって50とか60とかになるころの日本で、こういう世界を描く人はいないだろうな。

 

なんか毎度毎度まとまりのない話ばかり書いていて申し訳ないな(笑)

 

P.S

12/12KS家にて忘年会をやるので来れる人はぜひ。

連絡ください!

 

2016.11.23

こばやし