誇りと意地と情熱を。

北大生のブログ。東京出身です。日々の何気ないことから、様々に書き綴ります。

体温を科学してみる。

 

やっとマクロ経済とミクロ経済が経済学部の人並みにわかるようになってきたこの頃です。

何が起こるか起こすか分からない半年後のことを考えてはもやもやし、またわくわくする、その繰り返しのこの頃です。

 

インターネットで色々調べてると、公務員試験の勉強しながら民間併願というのは普通ではないみたいですね(笑)

あれあれ(笑)

 

今のところの個人的な感覚でいえば、文系の人で「F=ma」が何を意味しているのか説明できれば、4月から三か月ぐらい勉強すればとりあえずはどうにかなると思っていたのだけれど。

 

案外やっていると、事前に思っていた「公務員試験って受験勉強の再来じゃんか、超大変そう」という壁が取っ払われる感覚を覚えます。

おそらく勝負は面接なんだと思うので、近くなったら先輩方にいろいろアドバイスもらおうかというところです。

 

専門以外のことを勉強していると、周りのいろんなことに目が向くので何気ない生活でもあれこれ考えることが趣味な僕には楽しく感じます。

 

以前書いたかもしれませんが、ここ二週間ぐらいは“体温”に着目して調子を測ろうと試みています。

小学校とかのころ、体調悪いと体温を測って、「37.5」度とかだと、“よし、帰ろう”と思ったのは僕だけではないでしょ。

ただよくよく考えてみると、体温が一日中一定と思いこんでいた節があって、自分の体温の波のピークに測った「37.5」度ははたして熱なのでしょうか、、、と考えた結果時間ごとに計測することにしました。(笑)

 

インターネットの情報によると、朝型の人はピークが午後から夕方、夜型の人は夜にかけて上昇するとのこと。

また寝る前は体温が落ちてくるらしく、落ちてこないとスムーズに寝付けないらしいです。

 

このグラフはこれまでの測った数値の平均値です。

 

食事後に体温が上昇する傾向があるらしく(8:0013:0020:00)、ちゃんと体が食べ物に対して反応していることが分かりました。

化学の本をちょこちょこ見ていると、化学変化には熱がつきものらしく、そこから“ちゃんと体が働いている(調子が良い、頭が回る)ならば体温が高いはずだ”という仮説(?)を立てました。

それが把握できれば、一番勉強したい、集中したいことをその時間に充てれば効率が良いはずです!

 

もし、このデータを見てわかることがあれば教えてください!

医学的なことは何も分からないので。

 

さて次は起床時間と体温のピークの時間との関連を測った表です。

 

 

グラフ内のオレンジがピーク時の体温、青が起床時間です。

大まかにみると起床時間がずれると体温のピーク時間もずれることがわかります。

昼寝やその他、関わりそうなことがいくつか考えられるので一概には言えませんけど。

 

まあここから何が分かり、それがどう活かせるということでもないですけど、

数字として自分の体調変化の傾向を把握しておくのは、なにかと便利なのではないでしょうか。

 

(こんな終わり方でいいのかなww)

 

ちなみに、体重も計っているのですが、安定して増加しています。

半年前に比べて4から5キロ太ったことは確実。

 

勉強より何よりも、このことが頭から離れなくて、勉強しているときもくねくねしてみたりと、必死です。

 

2016.11.17

こばやし

時限

小学校中学校高校のころは学年ごとにフロアが違っていた。

当時当たり前のように思っていたことをひさしぶりに思いだした。

 

学年ごとにフロアが違うということが学校という狭い中での一つの証になっていたのではないかと、振り返ってみて思う。

誰しも先輩に言伝をしにいくのに上の学年のフロアに行くのに、どこか違う世界にいるような感覚で、ちょっとびくびくしながら教室の中を覗いたという記憶があるんじゃないのかな。

 

子供には学校が全て、という感覚がある。

そこでの友人関係、その中でのルール、暗黙の了解などなど。

ちょっと考えてみただけで、案外複雑にできていることが分かる。

 

ただ今大学生になって、その当時のルールを覚えている人ほとんどいないでしょ。

そう思うとニュースになっているあれこれに少し思ってしまうところがある。

 

どうしてこんなこと書いているのかというと、高校の同期と会ったりしていると、どこかその当時の関係性を思い出そうとしている(または確認しようとする)ことがあるから。

 

頻繁にあっているなら、そのようなことはないのだけれども、数年ぶりに会ったとなると、“やっべー、なんて呼んでたっけ”とか“ん、どういう当時何話してたっけなあ”とか考えてしまう。

 

まあ面白いんだけどね。

 

ただどれだけ考えても、当時の呼び名が思いだせなかったりすると、結構焦る。(笑)

これが単純に僕の脳がおかしくなっているのか、普遍的なことなのか分からないから、なおさら。

 

数年後には大学の友人もこう考えてしまうんだろうな、と思うと切ない。

名前を覚えるのには自信があったんだけどね。

 

覚えているものには時限性がある、という教訓。

 

2016.11.14

こばやし

模試

明後日、スーパームーンらしい。

太陽の重力の関係で地球の周りを楕円の軌跡を描きながら動いている月が地球に最も近づく。

次は2030年代と見たのだけれど、本当なのかな。

 

公務員を目指そうと軌道を決めてから、かれこれ二か月強。

今日初めて模試だった。

 

本番と似たような条件で受けるのは初めてだったから、いささかそわそわしていたのかな。

 

自己採点

教養科目 29/45 (64%)

専門科目 15/40 (38%)

 

大学受験の時も結構無謀だと言われていたけれど、今回も今回でだいぶ身の丈を離れたチャレンジをしていることにやっと気づいた。(笑)

 

大学受験の時はほとんど模試を受けてこなかったので、自分の成績としてちゃんと参考にするのはこれが初めて。

さて、これをどう活かしていこうか。

 

試験でパスするための勉強にはしたくない。

この二か月強、勉強してきて、いかに自分自身に考え方としての軸がないのかがはっきりとわかったから。

いま、「文明論之概略」を読んでいて、いかに自分の思考が浅いことやら。

(別に福沢諭吉になろうということではありません)

 

試験をパスするための勉強をすることへの危惧は何より、そこで学んだものが間違いなく忘れ去られてしまうことから来ている。

大学受験でやってはずのあれこれが今消え去っているように。

 

あのことが一番頭良かったなんて言いたくないからな。

 

正直、公務員試験の勉強をしていると、公務員になる人がこんなにも幅広く知見を得ているのかと思ってしまう。

憲法民法刑法行政法労働法といった法律科目、マクロミクロといった経済科目、加えて理系科目、社会科目。

 

同期とかだと話すことないから知らないけど、実はこれほどだと思うと、いかにこれまで自分が甘かったのか痛感する。

 

 

ま、やるしかないな(笑)

 

2016.11.13

こばやし

深浅

いつか小説を書こうと思っている。

毎日話したり書いたり読んだりしてきてる中で、言葉を組み立てるというのか、ちゃんと言葉を考えて並べることがないから、これはいい機会なのではないんかなと。

 

この前、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだけど、小説を書こうかと思ってみると、歴史小説は膨大な量の史料と想像力が要請される、ひとつの作品だと感じた。

 

言葉の並べ方を考えてみると、参考になりそうなのは歌詞だろうか。

歌詞は程よく短いし、俳句や詩といわれても恐縮してしまうから、それらに比べれば身近なものだ。

 

(歌詞を書きます!という流れになっているけれど、歌いませんよ)

 

昔に刊行された本を見ると、現代人には難しい言葉がつらつらと並べられて、僕にはまだ文体の美しさだとか、文章のすばらしさが分からない。

分かることはと言えば、“こんな言葉使っていたのか、いや存在するのか”ということぐらい。

今、「文明論之概略」を解読しているけど、1ページに一つは四字熟語が出てくる。

どう考えても現代にはありえないだろうと思ってしまう。

まず四字熟語自体そんなに思いつかない。

事事物物とかね。

 

そういえば吉本隆明著作に「言語にとって美とは何か」というのがあった。

興味はあるけど、なにせ難解そうだから手を出すにはちょっとなあ、、、。(笑)

 

まあ言葉についてあれこれ考えることはといえば“英語やったほうがいいかな”とか他言語のことばかりだからこそ、少しは母語のことを考える機会はありがたいのか。

 

なんとなく分かりやすいもの、キャッチ―なものが好まれているように感じるから、だからこそ難解なものに挑んでいく心意気を持ちたい。

 

分かりやすいもの、使いやすいもの、つまり簡単なものだけど、そういうのばかりになれてしまうと、僕は“飽きたから次!”ってなってしまう。

そうして飽きたものばかりになってしまうと、それ自体に飽きてしまいそう。

ちょっとそれは嫌だね。(笑)

 

よくわかんないものをについて云々云々やっていたらどうにかなる気がする。

 

2016.11.11

こばやし

選挙

アメリカの次の大統領がトランプ氏になったという。

大統領選挙始まった時点では誰も予想していなかった結果に世界中が慌ただしい。

 

過激な発言で話題をさらっていたけれども、あれだけ事業で成功してきたのだから、非常に合理的で賢い選択をする大統領になるのではないかと僕は思う。

 

これまでの選挙戦、ならびにアメリカの人達のコメントを見ていると、いかに国民の声を聴くのがうまいことか。

ポピュリズムに傾倒することはいかがなものかと思うけど、おそらく今は耳を傾ける段階で、一度受け止め反応を見たうえで、新しい世論を形成しようとしてくるのではないだろうか。

 

経済学でいえば、邪魔が入らなければ、保護貿易より自由貿易の方が経済成長に寄与すると言われてきているわけで、今の日本は自由貿易推進の方向に大きく進もうとしている。

 

ただ経済成長と言ってもGDPなど統計上の数字にまつわる話で、その指標を振興するかしないかは多くの人が考えなければいけないことになってきたように見える。

 

電通に象徴される問題しかり、なんで切羽詰まってまでやらなければならないかと言えば会社の成長のためで、それはゆくゆくは経済成長のため、、、みたいな話なわけでしょ。

 

僕自身は自由貿易の方向を支持したい。

北海道ではTPP反対というのが大きな声としてあって、どっかの駅には横断幕があったりと、毎回驚かされるのだけど、下降傾向にある産業を必要以上に保護するなら、その分将来有望なことに予算を充ててほしいなあと。

 

ソフトランディングする必要はあるけどね。

 

これからどこへ向かていくかは分からないけれど、世界の覇権はアメリカ一国から、分散する可能性は高いかもしれない

 

覇権をとった西欧諸国に加えて初めてアジアの国が出てくるのか。

 

これからフランス始めいろんな国で選挙が行われるけど、どの国も今よりは内向きな結果になるのではないか。

 

時代の流れはまた自由貿易とか国際協調の流れにはならない予感がする。

 

なんとなく経済中心のここ数十年で、グローバル企業が、スタバが鳥取にもできたみたいに、普遍的な存在になりつつある。

 

グローバル化グローバル化という声ね。(笑)

 

経済のことを考えるのに、最終的には哲学というのか、思想は不可欠なものだと思っている。

これから僕等が学ぶ必要なのは政治についてちゃんと学ぶことなのではないかな。

 

日本はどういう国であり、どうあるべきなのか。

 

日本では表だって違う国の人が入ってこないから考える契機はあまりないだろうけど、中国人が日本の土地を買っているとか、水資源を抑え始めているとかの噂ある。

それらが実際に目の前に大きな事実として現れた時、日本もアメリカと同じような方向に流れていくことは目に見えている。

 

分からないものに対する畏怖というのは誰しも当たり前に持つ感情で、金融とかいろんなことが複雑になってるから、それらをちゃんと説明できるようになることはこれまで以上に大事になってくる。

 

じゃないと、もし日本が同じような状況に出くわした時に、分断を招いてしまう。

今の僕はおそらく消費税だって、TPPだってまともに説明できやしない。

 

国論を二分するとか、そういうことだけど、それてつまりは自分たちの周りが割れるってこと。

「隠れトランプ」ということが起こったということを忘れてはいけない。

 

2016.11.10

こばやし

日に日に寒くなってくる。

前々から小説っぽいものを書けたら楽しいんだろうなあて思ってはいるものの、そのたびに偉大な小説と対面して、まあ読んで楽しければいいか、って諦める、その繰り返し。

 

司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んだ。

 

司馬遼太郎の小説は『項羽と劉邦』以来二作目。

なんだかんだ歴史小説は好きだけど、どこかお堅い感じがあり、つい読みやすそうな小説を選んでしまうから、「いつまでも同じこと繰り返してもつまらないだろ」と言い聞かせて読むことにした。

 

歴史小説って、その時代背景知らないと楽しめないんじゃないかとか、思っちゃうとっ本当に読めなくなるから、そう思う気持ちをいかに振り切れるかというのが本当に課題。

 

燃えよ剣』は大河ドラマでも題材で取り上げた新選組の副組長・土方歳三をメインにその生き様を描いている小説なんだけど、幸いこの時代は苦手としてないので読みやすかった(室町とか院政期は本当に困る)。

 

福山雅治が主演した『龍馬伝』(高校時代、これで散々ふざけたな)を見ていたこともあり、僕の中では明治維新期は比較的イメージしやすい時代なのだと思う。

テレビの力は偉大なんだな(笑)

そういえば真木よう子ファンになったのは『龍馬伝』の影響でしょうな(笑)

 

今となっては歴女の間でも人気の高い新選組なんだろうけど、高校の日本史では取り上げられることは少ないので、いわゆる日本史のメインプレーヤーではないのだと思っている。

まあ簡単にいえば町の治安維持していたら、主人が変わって、それは受け入れられないから、反抗したという感じだから、仕方ないのか。

 

新しい世が受け入れられない、つまり旧来の生き方を貫いたと見れば、海外の人の日本のイメージはSAMURAIだという本当か嘘か分からない話があるけれど、明治維新期は武士の最後の時代を生きた人=土方歳三とも見ることが出来る。

 

この小説から、明治維新期の時代の振動を描きつつ、武士としての生き方を貫く土方歳三の信念を感じた。

 

明治維新期には一つの断絶があって、現在とは文化も精神も、それ以前とは全く異なように見える。

福沢諭吉は『文明論之概略』の中で、文明を進歩させるのには外面は西洋の模倣でも構わないが精神、国の気風は失ってはいけないとのことを書いているけれども、

さて、今の僕たちは建国2600700年(神武天皇の即位から)といわれる日本の精神を受け継いでいるのだろうか。

 

海外行く度に、僕は日本にいたいと思ってしまうんだけど、自分のどこにそんな日本を愛するところがあるのかを、ちゃんと言葉で考えてみたら、もしかしたら先祖から渡されてきた日本人らしさにたどり着くのかな。

 

これから恐らく日本らしさとは何かということを一票という形で表明しなければならない時が来る。

その時にちゃんと応えを持っていなければならないと思っている。

 

燃えよ剣』。

 

2016.11.8

こばやし

 

 

なんとなく書こうという気になり、こうしてパソコンでカタカタしているけど、何も書きたいことが浮かばない。

だからこそ何を書こうと思うのか楽しみでこうして書くことにいたのだから当たり前なのだけど。

 

自分の身の周りで書けそうなことはたくさんあるんだけど、なんともまとまりきらないものばかりだから、踏ん切りがつかない。

 

アメリカ大統領選挙が四日後に行われますね。連日ニュースになってますがクリントンさんの私用メールの話、たしかに問題であるとは思うけれど、もしこれが日本だったらトランプさんの女性や民族蔑視の発言の方が大きく取り上げられて、メール問題なんぞはそれに比べれば小さな影響しかないと思う。

 

まあ韓国の話も似たり寄ったりで、情報のあり方が変わってきているのかなあ、と感じる。

 

アメリカ大統領選挙の話だけど、日本のメディアではトランプ批判を主に目にする機会が多い。

たいていの場合、内容は似たり寄ったりで読む前におおまかな内容は予想がつく。

 

日本とアメリカの関係は、クリントンさんにしろ、トランプさんにしろ、どのみち変わる。

少し気がかりなのは、トランプさんが大統領になった場合に日本の自称“自主”憲法を制定したい人達がこぞって改憲改憲!と盛り上がりそうなきがすること。

 

偉大なアメリカを再構築して、連帯が切れていくと、どこの国も偉大な国を目指していきそうで怖い。

 

つい半年前ぐらいだったけな、“帰ってきたヒトラー”という小説・映画が話題になった。

この話、簡単にいうと、現代にヒトラーがタイムワープし、変な人ということからTVに取り上げられ、世間に知られていく、というお話。

 

映画も非常に面白かった。

よくよく考えてみるとトランプさんってこれに近い。(笑)

 

すごいタイムリー。

 

今回の大統領選挙、人気がない、だとか、人材がいない、とか言われている。

イギリスもそんな感じだし、これからどうなっていくんだろうか。

 

つぎの大統領、思いのほか自分たちにも大きな影響が出そうな予感がする。

 

第二次世界大戦が終わって71年。

僕等世代が特にだけど、また政治に社会が大きく関心を持つようになってきている。

 

明日、地元の図書館にでも行こうかな。

読みたい本が何冊か出てきたし。

 

2016.11.05

こばやし